9月の品川宿場祭りの「花魁道中」にて、花魁役をやらせていただけることになりました~
23日の午後から3時間ぐらいの花魁道中パレードに参加するために、先週末に花魁役のかつら合わせに行ってきました。かつらは本格的に合わせるので、びっくりしましたが、楽しかったですよ~ 合わせたかつら(下記の写真)はまだ飾りが何も付いていないですが、最後に祭りのポスターのように飾り付けるらしいです。重さは3キロぐらいありそうですよ!本当に重いので、首が疲れやすいようですし、ちょっと心配しています。
次は、花魁役のワークショップがあり、特別の外ハ文字の歩き方を練習する予定です。高下駄に慣れるために、祭り主催者のお店から一組を借りてきました。高すぎるので、バランスが取れにくい!そして、外ハ文字歩きは大変難しいです!これからもっと頑張らないと行けないかもしれませんね…
他には、太夫としての新しい名前を自分で作る必要があるそうです。どんな名前にしていいかなぁ… 皆様は良い名前のおすすめがありますか?ちょっと調べると、江戸時代の太夫の大名は「高尾」、「吉野」や「勝山」を含めていますけど、自分らしい名前があったら嬉しいかもしれませんね。
ところで、皆様は花魁って何か詳しくご存知でしょうか。祭りの花魁役に選抜されたから、花魁の歴史についてちょっと調べてみました。
花魁と言うと「昔の遊女の位の高い人」というくらいしかイメージが湧かないといった方は多いでしょう。外国人などは、舞妓さんと花魁の違いも分からないくらいで、派手な方が花魁、今も存在するのが舞妓さんと思われているかもしれません。そもそも「花魁」という言葉は18世紀の半ば以降からしか使われていません。それまでは「太夫(たゆう)」や「傾城(けいせい)」と呼ばれていました。花魁は、売上が高く、教義を持ち合わせ、大名を接待できました。そして、独自の部屋を持ち、客を選ぶことができます。下位の遊女と一夜を共にするのとは異なり、高級遊女を揚げるには様々なしきたりが存在していたらしいです。そして、花魁道中は、花魁が禿や振袖新造などを引き連れて揚屋や引手茶屋まで練り歩くことです。今日でも歌舞伎や品川宿場祭りのような各地の祭りで催し物及び芸術形式として再現されることがあります。
本日も読んでくださってありがとうございます。9月23日午後の花魁道中パレードを忘れないように!もし時間があれば、是非是非お越しください~ ^^