Gen Yamamoto is a small bar in Azabu Jyuban renowned for its cocktail tasting menu reflecting “Shiki,” the seasonal changes of Japan. The cocktails are created from seasonal local fresh produce and premium liquors. Reserve early to secure a spot as he only prepares 3 tastings a day and seats fill up quickly!
夏が来ましたね。天気が熱い時、すぐにリフレシュするために、美味しいサマーカクテルは大事と思います。 先週末、麻布十番の近くで「ゲン・ヤマモト」(Gen Yamamoto)というカクテルバーの予約を取りました。
このバーは、四季ごとのカクテルをオリジナルで創作し、それらをコース仕立てとしてカクテルのテイスティングメニューを提供するバーです。今回は独創的な「夏」のカクテルコースを飲んでみました。ニュージャージー、ニューヨークのレストランバーで勤務していた山本幻さんが、帰国して麻布十番にバーをオーペンしました。
樫の一枚板を交差させたカウンターに凛と立つ、この店の主人である山本さんは、まるで寿司を握るかのようにカクテルを創り出しました。国産のフルーツや野菜を類希なるカクテルへと変化させるのでした。
私が味わった全ては、そのほとんどにおいて素晴らしいものでした。
例えば、高知県産のショウガを芋焼酎に、そして愛媛県産のトマトの果肉とハーブやスパイスを合わせ、純米吟醸を日向夏のピュレと合わせて、旨味たっぷりでとろみのある一杯に仕立ててみたり、まるで自家製のスパークリング日本酒を思わせるカクテルが出てきたと思えば、福岡県産のジンと静岡県産カラカラという野菜をシンプルに組み合わせ、シソの葉をあしらった一杯が登場したりといった具合なのでした。そして、大好きな一杯は、「山崎12年」に、冷たい西瓜アイスを浮かべたものでしたが、グリーンピーズのきなこや温かい白玉と合わせた、綺麗な一杯でした。なかでも、コースの最後をしめくくった一杯は忘れがたく、それはイギリス産の「Black Cow」というミルクウォッカをメロンジュースと抹茶ラテで組み合わせた、甘くて美味しい一杯でした。
Gen Yamamoto offers a menu of either Four Cocktails or Six Cocktails. On my visit, I tried the Six Cocktail menu.
用いる食材の目利きも素晴らしく、それぞれの生産地や特徴について説明して下さり、メニューは旬の食材を取り入れてコンスタントに変化するらしいです。どのカクテルも一口飲むたびにうっとりとため息をつきたくなるものばかりです。8席のみ、シンプルな内装かといえば、ストイックとも言える店ではありますが、お酒をあまり飲めなくてもすぐに寛いで楽しむことができると思います。
また行きたいなぁ~ 今度は他の季節のカクテルコースを飲んでみたいと思います!乾杯!;)