先週、日本橋にある明治座に行って、最後(season close)の『SAKURA -JAPAN IN THE BOX-』という“新しい夜のエンターテインメント”の公演を見ました。エグゼクティブプロデューサーの福原秀己さんは知り合いなので、誘ってくれました。初めて明治座に行きましたから、色々な勉強になりました。明治座の歴史について、ご存知でしょうか。東京で最も長い歴史を持つ劇場で、創業は1873年(明治6年)です、2013年(平成25年)には創業140周年を迎えました。場内のインテリアは約400年前の安土・桃山時代をイメージし、金と朱を基調にした華美な蒔絵などで装飾されています。立派な劇場だと思います。
公演のストーリーとパフォーマンスはとても面白かったです。女子高生のサクラは、ある日新宿で神秘的な白狐に会って、不思議な国「日本」の壮大な物語の旅に導かれました。
パフォーマンスは日本舞踊や和楽器などの伝統芸能に、アニメーション、ゲームなどポップカルチャーを組み合わせて、日本の美しさ、強さ、そして四季の特徴を表現していきました。外国人の私にとって、色々なカタチで日本の風雅が踊り出しました。言葉に頼らない表現方法でサクラの心、日本の四季をよく描いていました。大好きなシーンは、高校生のさくらが女神様のようなSAKURAに変化している時、全劇場で私たち上から桜の花びらが落ちてきました。(でも、後で花びらを服から落とすのは難しかったですが…)全体的に素晴らしいパフォーマンスだと思います。
訪日外国人の方と目標としたパフォーマンスですが、観客は6割近く日本人らしいです。そして、アーティストたちは女性だそうです。「Flower Power」という女性の力のイメージが強く表現されていました。新感覚和製ライブエンターテイメントだと思います。とても楽しかったで~す。
日本の伝統文化が大好きなので、また劇場に行きたいなあ~ 今度はどんなショーを見に行こうかなあ… 皆様は演劇が好きですか。おすすめのショーがあったら、是非教えてください~~